長期投資(インデックス投資)への心構え; 支出を固定する(5週間やりくりの実践)

にある、長期投資(インデックス投資)への心構えで考えていることについて。どのようにして「自分の収支を把握」しておくか。今回は把握した支出に対して、余剰金を作り出すためにやっていることの覚書。

資産運用を始めるにあたっては、自分の支出を把握し、貯金や資産運用にあてる額を確定させ、予算を組むことが肝腎であると思う(c.f. アセットアロケーションを考える前に考えること - 投資信託のガイド|ファンドの海)。

これは予算を組むことで、継続性を確保する狙いがあると思っている。さらには予算を超過している月を認識することにも役立つ。イレギュラーな支出や、多額の支出もできるだけ予測をし、予算にいれることができれば、見通しもつきやすい。

一般に言われているのは、貯金額を増やすためには「収入額 = 支出額 + 貯金額」であることから、

  • 収入を増やすか、
  • 支出を抑える(倹約する)

を行えばよい。今のところ自分の収入および支出を把握するために家計簿をつけており、大体の一ヶ月あたりの現金での支出(この記事では、食費、被服費、娯楽費などの凡そ生活費に該当する部分のことをいう)については目処がついてきた。収入を急に増やしていくことは難しいので、支出をどのように抑えることができるかについて考える。

さて、だいたいの支出が固定額として把握できているとすれば、5週間やりくり(スライド式貯金)

が有効であるため、これを励行している。食費や日用品費などに限定すると取り組みやすいようであるが、個人的には、現金で払うものすべてを5週間やりくりでの予算としている。よって、週によっては過剰に余ることもあるが、その金額はいったんプールしておき、美容院など一週間の予算では払いきれないようなときに補填する。5週間やりくりの肝は、週単位で使っているお金を把握し、いつでも財布の中身が分かっている状況を作り出すことだと思っている。